刀 (銘) 備前介藤原宗次 江戸時代 武蔵国
文久三年五月日
本造り庵棟、刃長79.6p、反り1.5p、元巾3.2、先巾2.7センチ、元重ね9、先重6ミリ。
身幅広目で重ねは厚め、表裏に棒樋の彫刻がありガッチリとした造り込み。
地鉄、小板目に木目交じり地沸一面にむら無く付く。
刃紋、小沸出来互の目丁字乱れ、刃中足入り明るく冴える。
帽子、乱れ込み、先、丸く返る。
茎、うぶ茎、切りヤスリ。