脇差 (銘) 米沢住綱信 江戸時代 羽州米沢
文政十三年八月日
平造り庵棟、刃長33.1、反り0.7p.元巾2.9、先巾2.6p、元重ね8、先6o。
地鉄、小板目に木目交じり良く詰む。
刃紋、直ぐ焼き出しに丁字乱れ、刃中足入り明るく冴える。
帽子、直ぐに、先、小丸に返る。
茎、うぶ茎、化粧折違ヤスリ。
俗名は赤間喜三郎、綱英門人、のちに江戸に出て鍛刀しました。
若芝在銘.鉄地一作時代うぶ外装.白鞘付 日本刀剣保存会鑑定書付
若芝(じゃくし) 江戸中期から末期頃の金工師で肥前長崎に同銘工が数人いたようである。
もっぱらこの作品のような布目象嵌を得意としていました。
しのぎ刀剣美術館