短刀 (銘)  武州神田住保房           江戸末期     武蔵国
       明和七年七月日

     
平造り庵棟、刃長28.2p、反り0.0p。元巾2.9、先巾2.5p、元重ね8o、先重ね7o。
      地鉄、小板目詰み良く錬れた鮮やかな地鉄。
      刃紋、小沸つく互の目乱れ。刃中足入り、砂流し働く。
       帽子、小丸に返る。  
      茎、うぶ茎、化粧筋違いヤスリ。
 

     保房は、現在の埼玉県熊谷市谷田に生まれたので谷田金五衛門とも称す。細川正義門の清水久義門人となる。
      保房は保弘とも刻銘し、安永頃の霞ヶ関打ちには「保則」銘と「保房」銘の両方が存在する。
      号:満竜斎。染龍泉。刻銘に「於武州荒川流水谷田金五衛門保則彫同作」「於武州霞ヶ関辺保則」
などがある。




   白鞘付き。 銀無垢ハバキ付き。 保存刀剣鑑定書 
  しのぎ刀剣美術館