刀 () 藤原吉重作 佐藤太郎兵衛尉殿参 太田勘..以下切れ  江戸時代 武蔵国
      寛永十三年三月於酒井忠勝下屋敷落二ツ胴

        [体配] 本造り庵棟、小切先で浅い京反り。
      [寸法] 刃長72.2 、反り1.06p、元巾3.0、先巾2.5センチ、元重7o、先重5ミリ。
      [地鉄] 小板目に木目交じり、地沸付き良く詰む。      
      [刃紋] 小沸良く付く互の目乱れ、刃中足入り、細かい砂流しかかる。
      [帽子] 直ぐに、先、小丸。
      [茎]  僅かに磨上る、刃区送り、筋交いヤスリ。
 

      
[刀工紹介] 名鑑によれば、越前国と豊後国高田に同銘工がいるとされていますが、本作は越前の刀工と思われます。
      「酒井忠勝」は天正十五年酒井忠利の長男として愛知県に生まれ、寛永元年老中となり、同三年武蔵国川越二代藩主となる。
      寛永十一年十二万石小浜藩主、寛永十四年大老に就任、明暦二年隠居、寛文二年七十六歳にて没す。

    太刀拵え、白鞘付  日本刀剣保存協会.特別貴重刀剣認定書付  

    
しのぎ刀剣美術館