刀 (銘) 備州長船守家 室町時代 (応永頃) 備前国
[体配]、本造り庵棟、刃長61.8p 反り2.2、元幅2.7、先幅2.0p、元重6、先重4o。
[彫刻]、無し。
[地鉄]、板目、映り立つ。
[刃紋]、直ぐ調子に小互の目混じり刃中足入る。
[帽子]、小丸返り。
[茎、]、うぶ茎、栗尻、浅い勝手下がりヤスリ。
中程に埋め鉄が有るも、佐藤寒山博士の優秀作との鞘書きがある。
作品の現存希な刀工で、うぶ茎在銘の本作は学術的に貴重資料