生国駿州音羽
 短刀 (表銘) 酒井一貫斎繁政     昭和時代   埼玉県
           於武州瀬戸行年七十五才精鍛彫同作
      (裏銘)  贈大沢都志夫氏 映画製作記念昭和五十五年八月十九日寛誕生日
          

    平造り庵棟、刃長29.0p、反り0.2、元身幅3.2、先幅2.9p、元重8,先重ね6o。
     表に毘沙門天、裏に竜の彫刻がある。
     地鉄、小板目に木目交じり地沸付く。      
     刃紋、小沸付く互の目丁字乱れ、刃中足入る。
     帽子、先、やや尖り心に小丸に返る。
     茎、うぶ茎、切りヤスリ。

    
    俗名は酒井寛、静岡県出身、笠間繁継門人、東京板橋から埼玉へ移住、繁正とも切る。
     本作は酒井繁正氏の一代記を紹介したビデオ映画製作記念に鍛錬されたもので、映画製作者の大沢都志夫氏に
     酒井刀工が自分の誕生日に贈ったものである。

 

    白鞘付    
    しのぎ刀剣美術館